赤ちゃん連れレストランの選び方・予約のコツ(東京で外食デビュー)
赤ちゃんを連れての初めての外食は、「泣いたらどうしよう」「ベビーカーで入れる?」と不安がいっぱい。でも、いくつかのポイントを事前に確認しておくだけで、外食のハードルはぐっと下がります。当サイトの「赤ちゃんウェルカムレストラン」タブの使い方とあわせて解説します。
件数は2026年9月15日時点の当サイト掲載レストラン426件(閉店した店を除く)から集計しています(最終確認 2026年9月)。各店の対応は変わることがあるため、予約時に必ずお店へご確認ください。
予約前に確認したい5つのポイント
お店を選ぶとき、最低限この5つを確認しておくと安心です。当サイトの各レストランカードにも、これらの情報を表示しています。
- ベビーカーで入れるか:「入店可」「入口で預かり」「クロークで預かり」など店により対応が異なります。ベビーカーごと席に着けると、寝てしまった赤ちゃんを起こさずに済みます
- キッズチェア(ベビーチェア)の有無:まだ座れない月齢ならベビーカー横付けが基本ですが、腰がすわった赤ちゃんにはあると便利です
- 個室・半個室があるか:泣いても周囲を気にせず済み、授乳やおむつ替えもしやすくなります。とくにディナーや落ち着いた店では効果大
- キッズメニュー・取り分けやすさ:離乳食期は持ち込みできるかも予約時に聞いておきましょう。取り分けOKの店なら大人の料理をシェアできます
- 近くに授乳室・おむつ替えがあるか:店内になくても、同じ商業施設内にあれば安心。当サイトの地図で周辺を確認できます
「赤ちゃん評価」S・A・Bの付け方と件数
各レストランカードに表示している「赤ちゃん評価」は、お店の雰囲気や味ではなく、公式情報に赤ちゃん・子ども連れについてどこまで書かれているかで分けています。2026年9月15日時点の掲載426件の内訳は次のとおりです。
- S(62件):公式に、乳児連れへの具体的な配慮の記載がある店。例:ベビータイ(新宿)は赤ちゃん・子連れ向けに設計された完全予約制の店で、クッションマット敷きのキッズフロアとベビーチェア、0〜6歳向けのお子様ランチがあります
- A(158件):公式に、子ども歓迎やキッズメニューなどの記載がある店
- B(206件):公式には子どもについての記載が少ない店。赤ちゃん連れで行けないという意味ではなく、判断材料が公式に少ないという意味です
注意したいのは、S評価でも設備がすべてそろっているとは限らないことです。S評価62件のうち、ベビーカーのまま入店できると確認できたのは43件、キッズチェアありが42件、キッズメニューありが50件、個室ありが34件、おむつ替え台ありが18件でした。たとえばKICHIRI MOLLIS 新宿三丁目はS評価で、公式ページにおむつ交換台・授乳室(ベビーベッド2台)・キッズチェア・キッズメニューの記載がありますが、ベビーカーは店内に持ち込めず入口での預かりです。逆にB評価でも、チェーン店の公式店舗ページでおむつ替え台が確認できる店などがあり、B評価のうち102件はおむつ替え台ありと確認できています。評価の文字だけで決めず、カードの項目を1つずつ見るのがおすすめです。
カードに出るのは公式で確認できた項目だけ
当サイトでは、公式サイトで確認できた項目だけをカードに表示し、推測では埋めていません。カードに表示が無い項目は「ない」という意味ではないので、必要ならお店に問い合わせてください。2026年9月15日時点の掲載426件で、項目ごとに公式で確認できた件数は次のとおりです。
- キッズチェア:あり 178件
- ベビーカー:入店可など 191件
- キッズメニュー:あり 228件
予約の電話で確認する価値がいちばん高いのは、キッズチェアとベビーカーの2つです。なお「なし」は、公式に「ない」と明記されていたものだけです。たとえば個室会席 北大路の赤坂茶寮・新宿茶寮・品川茶寮は、公式の店舗情報で年齢制限なし・子供メニューありとしながら、子供椅子は「なし」と明記しています。まだ座れない月齢なら問題になりませんが、腰がすわった子と行くなら抱っこや座布団での対応を考えておく必要があります。
予約電話で伝えるべき「一言」
Web予約だけだと、赤ちゃん連れの受け入れ可否や席の配慮までは伝わりません。ひと手間ですが電話を1本入れると、当日の安心感が段違いです。伝えるとよいのは次の内容です。
- 子どもの月齢:「0歳(○か月)の子ども連れです」
- ベビーカーの扱い:「ベビーカーを席に横付けしたいのですが可能ですか?」
- 席の希望:「できれば奥の席や個室だと助かります」
- 離乳食:「離乳食を持参してもよいですか?」
たとえば「0歳連れでベビーカーを横付けしたいのですが、席の確保は可能ですか」の一言で、店側も準備ができ、当日スムーズに案内してもらえます。当サイトでは店ごとに、こうした問い合わせ時の一言例も掲載しています。
掲載店の「問い合わせ例」から:店のタイプ別の聞き方
当サイト掲載のすべてのレストランに、その店の公式情報をふまえた問い合わせ例を付けています。店のタイプによって、聞くべきことは変わります。
- 設備をまとめて聞く:「乳児連れでベビーカー利用です。ベビーカーのまま入店できますか。子ども用イスとおむつ替え台はありますか。」ベビーカー・椅子・おむつ替えの3点をまとめて聞く形で、この文面に近い問い合わせ例がもっとも多く付いています
- 子連れは個室が条件の店:「0歳児連れです。個室を予約したいのですが空きはありますか。」(日比谷 蟹みつ。子どもの入店は個室利用の場合に限ると記載があります)
- 座敷のある和食店:「0歳児連れです。座敷か個室で、赤ちゃんを寝かせられる席を予約したいです。」(和食えん 丸の内オアゾ店。掘りごたつの座敷と個室があります)
- 予約を受け付けていない店:「本日ベビーカーのまま座れる席は空いていますか。」(EVERYONEs CAFE 上野恩賜公園。予約・貸切不可のため、当日に電話で空席を聞く形です)
- 時間帯で条件が変わる店:「0歳児連れです。18時より前の時間で、ベビーカーのまま利用できる席はありますか。」のように、制限のかからない時間帯を指定して聞きます
公式サイトの「子連れ条件」の読み方(実例)
ホテルのレストランや会席料理店では、公式サイトやFAQに子ども連れの条件が書かれていることがあります。「子連れ不可」と早合点せず、どの時間帯・どの席なら入れるのかを読み取るのがポイントです。以下は当サイト掲載店で公式に確認できた実例です。
ランチは可、ディナーは年齢制限あり
- ザ・レギャン・トーキョー(渋谷):公式FAQで、ランチタイムはお子様プレート(2,160円)を用意し、ディナータイムは中学生以上に限るとしています
- XEX 日本橋:ランチは年齢制限なし、ディナーは小学生以上
- Peter(ザ・ペニンシュラ東京 24F):ランチは子どもの年齢制限なし、ディナーは7歳以上のみ本会場を利用可
- ブラッスリーオザミ 東京スカイツリータウン・ソラマチ店:公式メニューページに、ディナータイムの未就学児の来店は断ると記載
赤ちゃん連れの外食デビューには、まずランチ帯を選ぶと選択肢が大きく広がります。
子連れは個室なら入れる
- 青山 星のなる木(表参道):公式ランチページで、小学生以下は個室の利用に限るとし、個室料5,500円〜が別途かかります
- サンシャイン クルーズ・クルーズ(池袋):公式FAQでランチは年齢制限なし、ディナーは個室以外で小学生未満は入店不可。土日祝の個室料は11,000円〜です
- ヘイフンテラス(ザ・ペニンシュラ東京):ディナーは7歳以上のみ本会場を利用でき、6歳以下は個室利用を推奨
個室が条件の店は、個室料がかかるか、何名から使えるかも合わせて確認しましょう。個室のある店の実例は個室・ベビーカーOKのレストランまとめで紹介しています。
同じホテルでも店によって扱いが違う
- pomme d'Adam(丸ノ内ホテル 8F):ホテル公式FAQで、ベビーカー利用の場合はポム・ダダンのみ案内可能、全席で子ども連れ利用可能としています。同じホテルの他の2レストランは未就学児不可です。キッズメニューは3日前までの予約制です
- グランド ハイアット 東京:レストランのFAQで、ジャズラウンジ「マデュロ」は未成年不可、その他の店舗は子どもも利用できるとしています。ハイチェアは子どもが入れる全店舗にあるものの数に限りがあり、予約時に希望を伝えるよう案内。ベビーカーは全店舗で利用できますが、予約時に相談するよう求めています。ホテル内に授乳室はなく、六本木ヒルズの授乳室を案内しています
「当日申告」では断られることがある
naturam kazuya sugiura(二子玉川)は、子ども同伴の場合は案内できる席に限りがあり、当日の申告では断る場合があると公式サイトに記載しています。予約サイトで大人の人数だけを入れて予約するのではなく、子ども連れであることを予約の段階で伝えるのが基本です。
予約方法の傾向(当サイト掲載分)
2026年9月15日時点の掲載426件のうち、予約欄が「不要」「予約不可」「順番待ち」の店が119件あります。ファミリーレストランや公園内のカフェに多く、こうした店は開店直後の来店や、当日の電話での空席確認が現実的です。
Web予約ができる店では、予約サービスが分かっている店のうちTableCheckが102件ともっとも多く、一休が27件、公式サイトの予約フォームが24件、ホットペッパーグルメが16件、ebicaが8件、ぐるなびが6件でした。Web予約の備考欄に「0歳連れ・ベビーカーあり」と書いても、席の配慮まで伝わるとは限りません。ホテルダイニングでは予約ページと別に「5名以上は電話」など電話受付の条件が付いていることもあるので、備考だけで済ませず電話を併用すると確実です。
時間帯選びのコツ
- 開店直後を狙う:ランチなら11時台、ディナーなら17時台。店が空いていて、多少泣いても気になりにくく、店員さんも余裕を持って対応してくれます
- 赤ちゃんの機嫌のいい時間に合わせる:授乳・昼寝のリズムを踏まえ、ぐずりにくい時間帯に予約を
- 長居しない前提で:滞在1時間程度を目安にすると、赤ちゃんも大人も無理がありません
タイプ別の選び方
とにかく気楽に済ませたい
ファミリーレストランや、子連れ歓迎をうたうカフェが安心です。ベビーカー入店・キッズチェア完備の店が多く、多少騒がしくてもお互いさまの雰囲気があります。
当サイト掲載分では、ロイヤルホスト・不二家レストラン・バーミヤン・ガストなど22件で、低アレルゲンメニューを含むキッズメニューが公式に確認できます。すかいらーくグループのしゃぶ葉は、公式に未就学児は全コース無料、離乳食の持ち込み可と案内しています。
記念日などで少し良いお店に行きたい
個室のあるホテルダイニングや和食店を選びましょう。個室なら泣いても周囲を気にせず、授乳やおむつ替えのために中座もしやすくなります。予約時に子連れである旨を必ず伝えてください(店によっては個室利用が子連れの条件になっていることもあります)。
買い物ついでにサッと
商業施設内のレストランが便利です。同じ館内に授乳室・おむつ替えがあることが多く、食事の前後に対応できます。当サイトのエリアガイドで、施設内の授乳室と合わせて確認できます。
地図の「☂ 雨でも行きやすい」フィルタを使うと、駅直結の建物や百貨店・ショッピングモール内の店に絞り込めます。当サイト掲載のレストランでは69件が該当します。
離乳食は持ち込んでもいい?
店によります。子連れ歓迎の店やファミレスは寛容なことが多いですが、必ず予約時に確認しましょう。持ち込み不可でも、お湯をもらえたり取り分けができたりする店もあります。
ベビーカーで入れないと言われたら?
入口やクロークで預かってくれる店が多いので、抱っこ紐を併用すれば問題ありません。寝かせたまま席に着きたい場合は、事前に「横付け可能か」を確認しておくのが確実です。
赤ちゃん評価がSの店なら、ベビーカーのまま入れる?
必ずしもそうではありません。当サイト掲載のS評価62件のうち、ベビーカーのまま入店できると公式に確認できたのは43件です。S評価は乳児連れへの具体的な配慮が公式に書かれている店という意味で、設備が全部そろっているという意味ではありません。カードの「ベビーカー」欄を確認してください。
ディナーに赤ちゃんを連れて行ける店はある?
あります。ただし高級店やホテルダイニングでは「ディナーは小学生以上」「ディナーは個室のみ」といった条件があることが多く、当サイト掲載店でも実例がいくつもあります。ディナーで選ぶなら、公式に個室での子連れ利用を案内している店を探し、予約時に子どもの月齢を伝えてください。
カードに載っていない項目はどうすればいい?
予約時にお店へ直接聞くのがいちばん確実です。各カードの問い合わせ例は、その店の公式情報をもとに作っているので、そのまま読み上げて使えます。