東京の美術館・博物館・科学館の授乳室まとめ
屋内で天候に左右されず、静かで空調も効いている美術館・博物館は、実は赤ちゃん連れの穴場スポット。多くの施設に授乳室やおむつ替え設備が整っています。雨の日や暑さ・寒さの厳しい日のおでかけ先としても頼りになります。
掲載情報は各施設の公式サイトをもとに作成しています(最終確認 2026年9月)。設備・開館時間・料金は変更されることがあるため、お出かけ前に公式情報もご確認ください。
科学館・子ども向け
恐竜の骨格標本などを展示しています。開館は9:00〜17:00(入場は16:30まで)、月曜休館(日・月が祝日の場合は火曜)。公式サイトでは、授乳室は日本館地下1階(ラウンジ奥・シアター36○付近)と地球館3階(エスカレーター側)の2か所、おむつ交換台は各階の多目的トイレと日本館地下ラウンジ内の授乳室にあると案内しています。ベビーカーは2台あり、入口の総合案内で空いていれば借りられます(予約不可)。常設展の入館料は一般・大学生630円で、高校生以下は無料です。上野公園内なので、動物園などと組み合わせやすい立地です。上野の授乳室ガイドもどうぞ。
体験型の展示が多い科学館。10:00〜17:00(入館券の購入は16:30まで、火曜休館)に授乳・おむつ替えができます。公式のバリアフリー案内では、授乳室は5階にあり個室2室と共有スペースで構成され、男性も利用できるとしています。5階授乳室内のおむつ交換台は寝かせるタイプと立ったまま使うタイプの2台で、各階の多目的トイレにも赤ちゃん用のおむつ交換台があります。ベビーカーは1階エントランスで借りられます(台数に限りあり)。常設展は大人630円、18歳以下210円(土曜日は無料)、未就学児は無料です。お台場エリアなので、周辺の商業施設とあわせてお台場・豊洲の授乳室ガイドも参考にどうぞ。
木のおもちゃで遊べる、館内に授乳・おむつ替えスペースがあり、公式サイトでは「いつでも利用できる」と案内しています(10:00〜16:00、最終入館15:30、木曜休館)。0〜2歳と保護者だけが入れる「赤ちゃん木育ひろば」があります。子ども(6か月〜小学生)の入館料はオンラインチケット800円・窓口1,000円で、6か月未満は無料です。ベビーカーは建物入口のベビーカー置き場に畳んで置きます。再入館は平日のみ可能で、土日祝はできません。「遊び場+授乳室」を一度に満たせる貴重な場所です。
公式サイトでは開館9:00〜20:00(最終入館19:30)、休館日は第2月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始で、常設展は無料です(プラネタリウムは有料)。2階の授乳室に調乳チェア、調乳用ポット、シンク、おむつ交換台があり、1階・2階の多目的トイレにもおむつ交換台があります。ベビーカーは2台まで無料で貸し出していて、当日1階のスタッフに申し出ます。都心の科学館では遅い20時まで開いているので、平日の夕方にも寄れます。
世界最大級のプラネタリウムで知られる科学館。9:30〜17:00(発券は16:00まで、月曜休館)に授乳・おむつ替えができます。入館券(展示室)は大人520円・小人(4歳〜高校生)210円です。公式サイトでは、プラネタリウム・大型映像にはベビーカーを持ち込めず、所定の場所に置いてから入場すると案内しています。飲食は休憩室・休憩コーナーでのみできます。多摩地域での雨の日のおでかけ先として重宝します。
八王子市の公式データでは赤ちゃんの駅として授乳・おむつ替えに利用でき、利用時間は時期によって異なります(平日火〜金は12:00〜17:00、団体利用時の平日は9:00〜17:00、土日祝と市内小中学校の長期休業中は10:00〜17:00)。
博物館
通称トーハク。開館は9:30〜17:00で、毎週金・土曜日は20:00まで(月曜休館、祝日の場合は翌平日休館)。公式の「お子様連れの方へ」では、授乳室は正門プラザ、本館地下1階、平成館ファミリースペース、各館(本館・東洋館・平成館)の救護室にあり、予約なしで使えるとしています。おむつ交換台は正門プラザ・本館・平成館・東洋館・法隆寺宝物館のトイレにあり、平成館1階には着替え台と紙おむつの自動販売機もあります。ベビーカーは本館インフォメーションで借りられ(2歳まで推奨、数に限りあり)、展示室内でも使えます(混雑時は断られることがあります)。飲食ができるのは平成館1階ラウンジ、本館地下1階、東洋館テラス、屋外ベンチです。総合文化展(平常展)は高校生以下および満18歳未満が無料(年齢確認書類の提示が必要)です。
子ども向けの企画展も多い美術館。10:00〜18:00(月曜休館、展示室入場は閉館30分前まで)に授乳・おむつ替えができます。公式サイトでは、授乳室はB1Fと1Fにあり、給湯器があるのはB1Fです。ベビーカーは6台をインフォメーションで無料で貸し出しています(予約不可)。観覧料は小学生以下無料(保護者同伴)です。子ども向けの本をそろえた「こどもとしょしつ」(10:00〜18:00、本の貸出はなし)もあります。木場公園に隣接しているので、天気がよければ公園遊びと組み合わせられます。
葛飾区の公式データでは、赤ちゃんの駅の利用時間は火〜日9:00〜17:00で、祝日以外の金・土は21:00まで。休みは月曜(祝日以外)、第2・第4火曜(祝日の場合は直後の平日)、年末年始です。夜まで開いている日がある博物館は都内でも限られます。
美術館
大規模な企画展が開かれる美術館。10:00〜18:00(入館17:30まで、会期中の金曜は延長、火曜休館)に授乳・おむつ替えができます。公式のバリアフリー案内では、ベビーケアルーム(授乳・おむつ替えスペース)は地下1階にあり、男性も入室可能です。貸出用ベビーカーは11台あり、1階インフォメーションで無料で借りられます。館内のエレベーターは車いす対応です。
恵比寿の写真専門美術館。10:00〜18:00(月曜休館)に授乳・おむつ替えができます。公式サイトでは木・金曜日は20:00まで開館し(入館は閉館30分前まで)、観覧料は中学生以下無料です。ガーデンプレイス内なので、食事や買い物と組み合わせやすい立地です。
いわさきちひろの絵本原画で知られる、子ども連れにやさしい美術館。10:00〜17:00(入館は16:30まで)に授乳・おむつ替えができます。公式サイトでは全館バリアフリーで授乳室があり、すべてのトイレにベビーキープとベビーシートを設置しています。赤ちゃんや小さい子向けの絵本と木や布のおもちゃがある「こどものへや」にも授乳室があり、約2,000冊の絵本をそろえた図書室もあります。入館料は大人1,200円で、18歳以下は無料。A型ベビーカーを2台貸し出しています。館内の飲食は絵本カフェでのみできます。休館日は月曜(祝休日は開館し翌平日休館)で、冬期休館もあります。
東京都「赤ちゃん・ふらっと」の公式データでは、赤ちゃんの駅の利用時間は9:00〜21:00で、施錠できる部屋です(利用時は声をかけます)。図書館と同じ建物のため、夜まで使える設定になっています。
板橋区「赤ちゃんの駅」の公式データでは、利用時間は9:30〜17:00、休みは月曜日(月曜が祝日の場合は直後の休日以外の日)です。板橋区のエリアページでは、区内のほかの授乳室もまとめて見られます。
記念館・郷土資料館(多摩地域ほか)
名前に「記念館」「郷土」「ミュージアム」とつく施設にも、赤ちゃんの駅に登録された授乳室があります。いずれも区市町村の公式データに基づく情報で、設備の細かな内容は施設への確認が必要です。
利用時間は火〜日の9:00〜17:00(入場は16:00まで)。休みは月曜と年末年始(12月29日〜1月3日)です。
高尾山のふもとの施設。利用時間は8:00〜17:00(12〜3月は16:00まで)で、全日利用できます(臨時休館あり)。高尾山に登る前後の授乳・おむつ替えの場所として覚えておけます。
復興記念館(横網町公園内)は9:00〜16:30で火〜日の開館。寅さん記念館(観光文化センター)は9:00〜17:00で、第3火曜日(祝日の場合は直後の平日)と12月の第3火曜日から木曜日が休み。けやき館は9:00〜17:00で、第3月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始、臨時休館日が休みです。
子どもの入館料とベビーカー貸出の早見表
各館の公式サイトで確認できた内容です。企画展・特別展は別料金で、子どもの扱いも展覧会ごとに異なります。
| 施設 | 子どもの入館料(常設展など) | ベビーカー貸出 | 夜間開館 |
|---|---|---|---|
| 国立科学博物館 | 高校生以下無料 | 2台(予約不可) | なし(17時まで) |
| 東京国立博物館 | 高校生以下・18歳未満無料 | あり(2歳まで推奨) | 金・土は20時まで |
| 日本科学未来館 | 未就学児無料、18歳以下210円(土曜無料) | あり(台数限り) | なし(17時まで) |
| みなと科学館 | 常設展は無料 | 2台まで | 毎日20時まで |
| 東京おもちゃ美術館 | 6か月未満無料、6か月〜小学生800円(オンライン) | 置き場あり | なし(16時まで) |
| 多摩六都科学館 | 小人(4歳〜高校生)210円 | — | なし(17時まで) |
| 東京都現代美術館 | 小学生以下無料 | 6台(予約不可) | なし(18時まで) |
| 国立新美術館 | 展覧会ごとに異なる | 11台 | 会期中の金曜は延長 |
| 東京都写真美術館 | 中学生以下無料 | — | 木・金は20時まで |
| ちひろ美術館・東京 | 18歳以下無料 | A型2台 | なし(17時まで) |
赤ちゃん連れで美術館・博物館を楽しむコツ
- 静かな空間なので授乳・ぐずり対策を:泣き出したら展示室を出て、授乳室やロビーで落ち着かせましょう。再入場のルールは館ごとに違い、東京おもちゃ美術館のように土日祝は再入館できない施設もあります
- ベビーカーの利用可否を確認:企画展によってはベビーカー不可の時間帯や、抱っこ紐推奨の展示もあります。多摩六都科学館のプラネタリウムのように、場所によってベビーカーを置いて入る決まりもあります
- 授乳室が複数ある館は場所を先に確認:国立科学博物館(日本館地下1階・地球館3階)や東京国立博物館(正門プラザ・本館地下1階・平成館ほか)のように、館が分かれていると授乳室までの距離が変わります。東京都現代美術館のように、給湯器があるのは片方の授乳室だけという例もあります
- 平日は空いていて狙い目:静かにゆっくり回れ、授乳室も待たずに使えます
- 休館日は月曜・火曜が多い:施設ごとに異なるので、事前に確認を。日本科学未来館と国立新美術館は火曜、東京おもちゃ美術館は木曜が休館日です
よくある質問
赤ちゃんや未就学児の入館料はかかりますか?
常設展については、上の早見表の施設の多くで無料です(国立科学博物館・東京国立博物館は高校生以下、東京都現代美術館は小学生以下、東京都写真美術館は中学生以下、ちひろ美術館・東京は18歳以下、日本科学未来館は未就学児が無料)。東京おもちゃ美術館は6か月以上から子ども料金がかかり、多摩六都科学館は4歳から小人料金です。企画展・特別展は別に料金が設定されています。
ベビーカーは借りられますか?
国立新美術館(11台)、東京都現代美術館(6台)、国立科学博物館(2台)、みなと科学館(2台まで)、ちひろ美術館・東京(A型2台)、東京国立博物館、日本科学未来館で貸出があります。いずれも台数に限りがあり、国立科学博物館と東京都現代美術館は予約を受け付けていません。
夕方以降に行ける美術館・博物館はありますか?
公式サイトでは、東京国立博物館が金・土曜日、東京都写真美術館が木・金曜日に20:00まで、みなと科学館は毎日20:00まで(最終入館19:30)開いています。葛飾区郷土と天文の博物館は、区の公式データで祝日以外の金・土に21:00まで利用できるとされています。夜に使える授乳室は夜まで使える授乳室まとめにまとめています。
パパだけで連れて行っても授乳室を使えますか?
公式サイトで男性の利用可が明記されているのは、日本科学未来館の5階授乳室と国立新美術館の地下1階ベビーケアルームです。ほかの館で男性が使えるかは、現地で確認してください。探し方はパパも使える授乳室の探し方をどうぞ。